ディオールのアイコンバッグ「レディ ディオール」世界のアーティスト10名と斬新コラボ
2023-12-05
ディオール(Dior)のアイコンバッグ「レディ ディオール」から、10名のアーティストとのコラボレーションアイテムが登場。ハウス オブ ディオール ギンザ、ディオール 心斎橋店にて販売される。

世界のアーティスト10名による「レディ ディオール」
今回のバッグの発売は、2016年の英米アーティストとのコラボレーションプロジェクトに次ぐ第2弾「DIOR LADY ART #2」によるもの。2017年は、世界中から世代バックグラウンドの異なるアーティスト10名を迎え、より多様な素材、サイズ、カラーやディテールが楽しめる「レディ ディオール」が展開される。
レインボーカラーに詩をレタリング

アンディウォーホルなどと交流のある「ジョンジョルノ」が製作したのは、ハンドルさえもレインボーの輝きを放つ色鮮やかなバッグ。メタリックカラーで彩られたグラフィカルな「レディ ディオール」には、ジョンジョルノが構想した詩の一節を刻んだ。片面にはブラックのレタリングで、もう片方の面には半透明のホワイトで示し、女性が持つ強気な面と内気な面の二つの表情を映し出した。
モノトーンスケッチにオレンジがアクセント

過去にヴィヴィアンウエストウッド(Vivienne Westwood)のキャンペーンビジュアルや、アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)とのコラボレーションポーチを手掛けた「ジャックピアソン」。ディオールのために用意したのは、パリ滞在中に描き上げたスケッチを基にした、シルバーとグレーがベースのバッグだ。オレンジのハンドルとアールデコ調のオリジナルチャームをアクセントに効かせ、"マンガ風"の楽しさを表現した。
キスするカップルをイメージ

幾度となくディオールとのコラボレーションを繰り広げてきた「イブル」は、多数の小さな鏡が散りばめられたシルバーバッグを、過去に銀座のブティックの天井装飾を手掛けた「デビッドワイズマン」は、フローラルモチーフのキルティングバッグを製作。ドイツ出身の「フリードリッヒクナス」は、不気味な水彩風景画の前に広がる油絵の具の厚塗りが虹を作り出す代表作を「レディ ディオール」に昇華し、キスをするカップルを描いた。
ミンクとパールを縫合

その他にも、世界地図をあしらった「ホンハオ」によるバッグや、ミンクや極小パールをパズルの縫い合わせた「ナムサレウバ」のバッグ、カラフルで落書きのようなモチーフが描かれた「スペンサースウィーニー」とのコラボレーションアイテムが登場。最年少アーティストとしては、1993年生まれのベティマリアーニやジャミラオクボが参加し、伝統的なアイコンバッグのタイムレスな可能性を感じさせた。
【詳細】
DIOR LADY ART #2
取扱店舗:ハウス オブ ディオール ギンザ、ディオール 心斎橋店
【問い合わせ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
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