ジャン ポール ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)のロックな2011年春夏コレクション : パリ・ファッション・ウィーク
2023-09-07
ジャンポールゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)は10月2日、ファッションウィーク中のパリにて2001年春夏コレクションを発表した。
ショーの開始とともに、ザゴシップのボーカル、ベスディットー(Beth Ditto)がレザーカットのシルバードレスで歌声を披露しながらランウェイに登場。ふくよかなモデル、クリスタルレン(Crystal Renn)もモデルのひとりとして、シースルーをまとって現れた。今期のコレクションではデヴィッドボウイ(Devid Bowie)のようなグラムロッカーを彷彿とさせるヘアスタイルに濃いアイシャドウ、レースのストッキング、つま先やかかとがカットオフされたドクター マーチン(Dr. Martens)を履いたロックなモデルが、ミラーガラスのキャットウォークを闊歩した。
四角い張り出した肩のジャケット、コルセット、ジャンプスーツ、マリンストライプ、椰子の木柄のドレス、レザーのライダースジャケット、薔薇柄のケープ、メタルの胸当て、腕を拘束するようなショール使いでロックテイスト満載。ゴルチエのシグニチャーとなっているトレンチは今期はアコーディオンプリーツ加工のゴールドやカーキの薄手の素材。マドンナがコンサートで着用したことで有名なコルセットも登場し、「ゴルチエ レトロスペクティブ」とでも言うべきコレクション。
フィナーレにゴルティエと乾杯しながらベスディットーが再登場、拍手喝采で迎えられた。フロントローにはカトリーヌドヌーブ(Catherine Deneuve )、ジャンヌモロー(Jeanne Moreau )、ディータフォンティース(Dita von Teese )らセレブが顔を見せ、会場を盛り上げていた。
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