エルメス丸の内店リニューアル“緑と和”を感じる空間へ、西陣織など日本の伝統技術光るインテリア
2023-12-21
エルメス(HERMÈS)丸の内店が、2020年8月8日(土)リニューアルオープンする。
日本初のブティック「エルメス丸の内店」

エルメス丸の内店は、日本初の店舗として誕生したメゾンにとって大切なブティックの一つ。レザーグッズ、プレタポルテ、シューズ、シルク、ジュエリーとバリエーション豊かなコレクションとともに、これまでエルメスのメッセージを伝え続けてきた。

そんなエルメス丸の内店が、外装内装を一新し、新たに生まれ変わる。皇居の側に位置する丸の内仲通りならではの環境と、日本の伝統技術を活かした個性豊かなブティックへとリニューアルする。
緑と日本の伝統技術に囲まれた新ブティック
入口を抜けると出迎えてくれるのは、グリーンパールのモザイク柄タイル。パリのフォーブルサントノーレ店にも起用されている“エクスリブリス”柄のタイルは、グリーンを基調とすることで、自然豊かな丸の内エリアとうまく調和している。

その奥には、丸の内周辺の自然や皇居の石壁の苔などからインスピレーションを得た、グリーンのラグが広がり、店舗にいながらも、緑に囲まれた丸の内エリアを散策しているような開放的な気分を楽しむことができる。
1F:レザーシルクの“色の美しさ”を楽しめる空間
1階には、シルク、レザーといったエルメスのアイコン製品を配置。エルメスを象徴する明るくエネルギーに満ちたオレンジ色を筆頭に、色鮮やかなピースが並び、色彩の美しさを楽しめる空間となっている。晴れた日には、ガラス窓から自然光が差し込んで、カラフルなシルクやレザーを明るく照らし、より一層色の美しさを体感することができる。

1階奥には、ジュエリー、時計などを揃え、ゆったりとショッピングできるようにサロンスペースを設けた。ジュエリー時計ケースの壁面にはぶどうをモチーフにした西陣織を、サロンスペースのテーブルには信楽焼を取り入れるなど、インテリアや家具に日本の伝統技術を落とし込み、丸の内店ならではの“おもてなしの空間”を作り上げている。
2F:洋服シューズをゆったりショッピングできる空間

2階へとつづく階段には禅寺庭園を彷彿とさせる立体的な壁面を起用。これは、左官職人の手作業によるもので“人間の手”によるクラフトマンシップを大切にするエルメスのエスプリを魅力的に反映している。

2階には、メンズ、レディースのプレタポルテ、シューズなどをラインナップ。レザーのソファーが多数揃っているので、ゆったりとくつろぎながら、リラックス気分でショッピングを楽しむことができそうだ。
また、リニューアルに合わせて、ブティックの顔ともいえるファザードも一新。オレンジから艶やかな黒へと色を変え、≪レインボーホース≫と名付けられたウィンドウディスプレイは、丸の内エリアに彩りを届けている。
なお、グランドオープン当日は丸の内仲通りにおいて、花をプレゼントするフラワーアニメーションを行う予定だ。
【店舗情報】
エルメス丸の内店
リニューアルオープン日:2020年8月8日(土)
住所:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
TEL:03-3213-8041
営業時間:11:00~19:00
1F:ホームコレクション、レザー、シルク、ジュエリー、時計、香水、馬具、ファッションアクセサリー
2F:プレタポルテ、シューズ
■フラワーアニメーション
開催日:2020年8月8日(土)
前へ:銀座メゾンエルメス フォーラムで“馬と人の関係を紐解く”写真家シャルロット・デュマの展覧会